2021年5月9日
浮遊浴、半身浴以外にも入浴法はたくさんあります。
状況に応じて使い分けましょう。
肩まで湯に浸かる一般的な入浴方法。
温泉の湯合は全身で温泉の成分を受けられる一方、心臓への負担も大きいので、途中での浴槽から出て休憩する。「分割浴」がオススメ。
浅い風呂に首から下をつけ、寝た状態で温泉に浸かる「寝湯」は、全身浴の気持ち良さがありながら、心臓への負担は軽くなる理想的な入浴法。そのまま寝ないように注意。
温泉に足だけを浸かる部分は、「半身浴」「寝湯」「浮遊浴」以上に身体への負担が少ない。
循環器系に負担をかけず温熱などによる効能を得ることができます。怪我や病気の人にも有効。
手と前腕をたらいのような器に浸ける方法が一般的ですが、足湯とともに手湯のある温泉地も増加中。42℃の湯に5分が目安。「手浴」だけで血行障害が改善され、筋肉疲労や冷え性も改善されます。
日本人がもっとも気持ち良く感じる42℃のお風呂の場合
「3分の入浴 > 休憩(3〜5分) > 3分の入浴 > 休憩(3〜5分) > 3分の入浴」と合計10分弱の入浴目安。
熱いお湯ながら身体への負担を軽減しつつ、血行を促進させます。
40℃以下のぬるいお風呂の場合
40℃ほどのぬるい風呂の場合は「5分入浴 > 休憩(3〜5分) > 8分入浴 > 休憩(3〜5分) > 3分の入浴 」が目安。じっくりと身体を温めるので湯冷めしにくい。
温度変化に身体を慣らすのに有効な方法。3分の程度の温水(38℃以上から42℃が目安)入浴と20秒から1分程度の冷水(25℃以下)を交互に入浴する。最初は我慢できる温度から始めて、上々に温度差を広げるのがポイント。ただし、全身浴を行うと心臓に負担がかかる恐れがあるため、足浴で試してみてから入りましょう。