2021年5月9日
温泉が健康にいいと漠然と思っている人が多いと思いますが、実際温泉からどういう効果がもたらされるでしょうか。
身体を温めると血管が広がり血流が良くなります。新陳代謝が活発になり、体内の不要物の排泄を促す効果があります。
水圧より、皮膚下の血管や内臓が刺激されます。つまり浸かるだけで天然のマッサージ効果が得られるのです。
温泉に首まで浸かっていると、浮力によって体重はやく10分のぐらいに感じられるようになります。筋肉が
緩み、脳波にはリラックス状態のときに出てくるα波が増えてきます。
泉質によって異なりますが、温泉の成分を皮膚から吸収することによって色々な効果が得られます。
日常生活からはなれ、環境に恵まれた温泉地に行くことで五感を刺激し、ストレス解消や疲労回復が促される。
現代人は運動不足やクーラーの使用などにより汗をかきにくくなっています。汗からしか排泄できない老廃物もあるため、温泉入浴は代謝アップにも適しています。
自立神経には”動”を司る交感神経と”静”を司る副交感神経がありますが、現代人はこのバランスが崩れやすくなっています。湯温によりいずれかが優位に立つので、状態に応じて使い分けてそのバランスが調整できます。
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