2021年5月9日
入浴10分間の消費税カロリーは、ジョギング10分間に四敵するほど。
入浴による身体への負担を緩和し、温泉効果を倍増させる入浴法を伝授しましょう。
入浴すると汗をかくことで血液粘度が上がり、”ドロドロ血”状態になってしまいす。入浴後だけでなく、入浴前にも水分補給を忘れないようにしましょう。発汗で塩分やミネラルが失われますので、それらを含んだスポーツドリンクなどはおすすめです。
「掛け湯」は身体のよごれを落とすというマナーの問題だけでなく、温泉の泉質や温度の身体を慣らすためのものです。手や足さきなどの心臓から遠いところから肩に向かって、順番に「掛け湯」をしましょう。入浴中の脳卒中や心臓発作の予防にもつながります。
内湯と夏の露天風呂は「のぼせ防止」のために、水で濡らして冷したタオルを頭にのせましょう。また、逆に冬の露天風呂は、頭の保温のためにお湯につけてあたためたタオルをのせましょう。
続けて10分間入浴するよりも、休憩を挟みながら3分間入浴をする3回繰り返す”分割浴”がおすすめです。分割浴は心拍数を急激に上昇させない身体に優しい入浴法で、温熱効果が特続し、湯冷めしにくい特徴があります。
膝下にお湯をかけること3分、水をかけること1分、これを3回〜5回繰り返すと末梢神経が広がり、乳酸などの疲労物質が排泄されやすくなるため、疲労効果が期待できます。お湯3分は普通の全身浴をし、水のみ膝下にかけても良いです。